ご注意

マイクロウェーブ合成装置Initiator+Eightをご使用の際には、事前に「高周波利用設備許可申請」が必要です。詳しくは総務省のホームページにてご確認ください。ご不明な点につきましては、バイオタージ・ジャパンまでお問い合わせください。

Biotage® Initiator+ Robot Eight

マイクロウェーブ合成装置 (8検体オートサンプラーつき)

オートサンプラーがついた、マイクロウェーブ合成装置です。
最大8検体までの連続合成ができます。

特徴

コンパクトな設置面積

先行の機種に比べ約 50% も設置面積を削減しており、一般的なドラフトにも容易に設置可能です。
Biotage® Initiator+ Robot Eight の搬送ロボットは非常にコンパクトに設計され、設置面積は Initiator+ とほぼ変わりません。

タッチスクリーン制御

操作入力にはタッチスクリーンを採用し、シンプルで直感的に実験条件設定が行えます。
また、外部取り付けコンピューター、マウスやキーボードを必要としません。

0.2mL から 20mL の連続運転

4つのサイズの異なる反応バイアルを連続して運転出来ます。
※1 低極性または非極性溶媒を用いた反応の場合、溶媒種類・触媒・液量・他の要因により、昇温特性が大きく変動することがあります。

低極性または非極性を含む様々な溶媒の昇温昇圧特性のデータを、本社スウェーデン開発部にて実験条件検討の際のご参考情報として 2-5mL バイアルを用いて取得しており、当該データはお手元の Initiator シリーズ取扱説明書などに掲載しております。より詳細な情報をご要望の場合には、弊社技術サポートまでお問い合わせください。
※2 水を溶媒に用いた 2.0mL 程度のサンプル量の場合、温度上昇が適正に行なわれない場合があります。2.0mL 程度のサンプル量での反応は、2-5mL バイアルをご利用ください。

最大8本の連続反応

最大8本の反応バイアルラックは、メディシナルケミストにとっての反応条件の最適化やアナログ合成を、連続自動運転することで加速します。大きいサイズのバイアルと小さいサイズのバイアルを同時に使用でき、ターゲット化合物の簡単なスケールアップ実験も可能になります。

強力な加熱パフォーマンス

Dynamic Field Tuning™ 機能で証明された精度の高いシングルモード加熱はさまざまな溶媒を高速に加熱します。

アップグレードも可能

Robot Eight は必要に応じて取り外し、最大60検体連続 RUN 可能なロボット Sixty へも簡単にアップグレード可能です。

最高の安全性

バイオタージのマイクロウェーブ合成装置は、高温・高圧下で安全に運転できるように設計されています。Initiator+Eight の三層安全ロック機能は、いつでもオペレータに最大限の安全性を確保します。

システム仕様

温度範囲 40-300 ℃
昇温速度 2-5℃ / Sec (溶媒や反応条件により異なる)
最長照射時間 96時間
圧力範囲 0-30 bar (3 MPa; 435 PSI) 
出力領域 0-400 W (2.45 GHz magnetron)
反応容量範囲 0.2-20 mL
攪拌 速度可変マグネティックスターラー (300-900 RPM)
Robot Eight

(8検体)

標準バイアル用ラック 2×4 バイアル

20mLバイアル専用ラック 2×2 バイアル

温度 動作環境:18-32 ℃、移設及び保管環境:-25-60℃
湿度 20-95% (室温)
電源供給 100-120V, 50/60 Hz (10 A)
最大消費電力 1100 VA
冷却 圧縮空気供給 >60 L / min

2.5 – 4.0 bar (0.25 to 0.40 MPa; 36 to 58 PSI)

重量

28kg
寸法 400 x 500 x 580 mm (W x D x H)
タッチスクリーン 10.4″
イーサネット LAN Complies with IEEE 802.3 (ANSI 8802-3)
USB USB 2.0
データ保存/バックアップ Via USB
印刷 Via LAN
アップグレード 60検体オートサンプラー

SP Wave モジュール:
ボルテックスミキサー、リキッドハンドリングを備えたセミオートペプチド合成装置

認証 CE, CSA 認証
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