【ユーザーインタビュー】 V-10 Touch 導入で、DMF を使ったサイズ排除クロマトグラフィーも精製の選択肢になった
UBE株式会社(旧:宇部興産株式会社)
UBE株式会社(旧:宇部興産株式会社)
V-10 Touch 導入で、DMF を使った
サイズ排除クロマトグラフィーも
精製の選択肢になった
UBE株式会社(旧:宇部興産株式会社)医薬事業部 医薬研究所 創薬合成グループでは、医薬品の候補となる化合物の創出に取り組んでいます。ターゲット化合物が多様化するため、精製も様々なテクニックを駆使して行う必要があります。例えば、溶解性が低い化合物の精製も、バイオタージの超高速エバポレーションシステム「V-10 Touch」の濃縮機能を活用することで、容易に実施できるようになりました。今回は、装置を導入いただいた主席研究員の島秀好さん、研究スタッフの飯田さんと持宝(じほう)さんにお話をうかがいました。
【 導入したポイント 】
- V-10 Touch の導入で難溶性化合物の精製の選択肢が増えた
- 導入の決め手は、デモ期間にグループの合成者が積極的に活用し、高い評価が得られたこと。
操作性 ◎ 高沸点溶媒 ◎ 手離れ ◎ - 回転機構のある装置はトラブル防止が大事! サービスパックも安心材料だった。
編集後記
我が家はマンション中階の一室ですが、最近ベランダの外側からひょっこり人が現れたり、外出の際に玄関のドアを開けると人が待ち構えていたりと、時にとてもびっくりする事があります。
マンションの外側全体に足場を組み立て、更に外側に網みたいなものを張り巡らせ、これまではあそこのマンションも始まったか日当たり悪くなるだろうな?とか他人事でしたが、ついに自身の住むマンションでも大規模修繕工事が始まりました。
折角なので大規模修繕工事について調べてみたところ、改修工事との違いや、国土交通省で定められているものの義務ではなく、義務化されているのは賃貸人に対してであり分譲には関係ないが、分譲は管理組合に入る必要がありその管理において修繕工事は必要だとか、などなど。色々な事を知るきっかけとなりました。
この工事は1年近くかかるようです。その間ベランダの外側に張り巡らされた新しい網戸に慣れないといけませんが、ハトやカラスが勝手にベランダへ侵入する事がなくなったので少しポジティブに受け止めつつ、マンションが綺麗に生まれ変わる姿を気長に待ちたいと思います。
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担当 : 新井
編集長: 大石