ニュースレター:2019年11月26日号

バイオタージ ニュースレター

【アプリケーションノート】 血漿中ミコフェノール酸測定の前処理法
【展示会案内】 日本薬物動態学会 第34回年会 つくば

【アプリケーションノート】
ISOLUTE SLE+ を用いた血漿中ミコフェノール酸測定の前処理法

ミコフェノール酸は免疫抑制剤ミコフェノール酸モフェチルが生体内で加水分解されることによって生じる活性代謝物です。臓器移植後の急性拒絶反応の予防のためにAUC(血中濃度-時間曲線下面積)やトラフ濃度などの体内動態パラメータを管理することが重要と考えられています。

本アプリケーションノートでは、珪藻土が充填されている保持液抽出法(Supported Liquid Extraction : SLE)の原理を利用したISOLUTE SLE+を前処理カラムに用いました。保持液抽出法は従来の液液抽出法で問題となっていたエマルジョンの発生を抑えると共に、使用する溶媒の量を削減し再現性の高い測定結果を得ることができます。また、液液抽出法と同様に生体サンプルをクリーンに抽出することができるため、タンパク質沈殿などの他の処理工程を行うことなくタンパク質やリン脂質を良好に除去することができます。

ミコフェノール酸の測定にはUV法が使用されて広く用いられていますが、このアプリケーションノートではUV測定、LC/MS/MS測定の両方に使用できるメソッドを提案しています。LC/MS/MS分析は、併用している薬物の影響を受けにくい利点があります。

【展示会】
日本薬物動態学会 第34回年会 つくば企業展示会に出展いたします!

バイオタージ・ジャパンは日本薬物動態学会 第34回年会 つくば に出展いたします。
ブースでは、前処理オートメーションシステム Extrahera の新機能をご紹介いたします。
ぜひ、バイオタージブースにお立ち寄りください。

イベント名: 日本薬物動態学会 第34回年会
会期: 2019年12月9日(月) – 12日(木)
場所: つくば国際会議場
URL: https://www.jssx34.org/

Biotage Extrahera

編集後記

編集後記担当の横田です。

最近、岩下の新生姜を使った料理にはまっています。
そのまま食べても美味しいのですが、一工夫する事で、万能調味料に変化します。

新生姜を刻んで、ゆで卵と混ぜて塩コショウしてマヨネーズを入れてかき混ぜるとおいしい卵フィリングができます。
漬けてある液に鶏のもも肉を1晩漬けておいて、フライパンで焼いて、最後にオーブンで5分焼くと皮パリになり美味しいです。
シーチキンに生姜と茗荷を刻んで入れて最後にレモン汁を少し掛けたら、夏にぴったりのおつまみになります。刻み海苔乗せてもいいです。
新生姜を豚のバラ肉で巻いて味付けなしでフライパンで焼いたのもすごく簡単で美味しいですしお弁当にぴったりです。

全て糖質制限食なので、食べ過ぎても大丈夫です。はい。
是非、機会があったらお試しください。

担当: 横田 浩司
編集長: 中川 俊哉

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