スクリーニングで
希少疾患を早期発見へ
神奈川県立こども医療センターは、子どもの健康を守るため、先天性代謝異常など遺伝的な病気を早期に発見するスクリーニング検査の研究に取り組んでいます。その一環で、このほど横浜市立大学附属病院との共同研究においてファブリー病のスクリーニング検査法を開発し、その分析前処理にバイオタージの除タンパク&リン脂質除去プレート「ISOLUTE PLD+」が使用されました。
- ファブリー病のバイオマーカーを定量、500検体を処理
- 目的物質をいかに取り出すかが問題、前処理は簡単にしたい
- 操作が非常に簡単、簡単なのにきれいにピークが得られる
今回は、実際に測定系を立ち上げて分析されている臨床研究所の岩野麗子先生にお話をうかがいました。
JBF(Japan Bioanalysis Forum | バイオアナリシスフォーラム)シンポジウム
展示ブース & ランチョンセミナーのお知らせ
バイオタージ・ジャパンはJBFシンポジウム展示会に出展いたします。
ランチョンセミナーも開催しますので、是非お越しください!
<<第8 回JBFシンポジウム>>
会期: 2017年2月8日(水)、 9日(木)
会場: タワーホール船堀
URL: http://bioanalysisforum.jp/Upcoming_JBF
<<ランチョンセミナー情報>>
日時: 2017年2月9日(木)12:10-13:10
場所: タワーホール船堀 407 会議室(4 階)
演題: 『バイオアナリシスにおける効率化への試み~自動前処理装置Extraheraの実用性の検討~』
演者: 株式会社新日本科学 薬物代謝分析センター 堀内 歳和 様
編集後記
はじめまして、バイオタージの加藤です。
昨年10月に分析化学グループ専任のアプリケーションケミストとして着任いたしました。どうぞ宜しくお願いいたします。
さて、激動が噂される2017年も開始からすでに一か月が過ぎ去りました。皆様の生活には何か変化はありましたでしょうか?
弊社では、これまでも前処理関連のアプリケーションに関するサポート体制を強化すべく様々な対応を進めてきましたが、その一環として、いよいよ東京にアプリケーションラボを開設、本格稼働を開始しました。
バイオタージ・ジャパンにとって大きな飛躍、大きな”変化”です!
東京ラボにはExtraheraを始めとする弊社製品はもちろんのこと、島津製作所のLCMS-8060を筆頭にバイオセイフティレベル2相当の設備が揃っておりますので、日本発のアプリケーション開発を進めるとともに、皆様のメソッド開発のお手伝いが迅速に行える体制が整っています。
また、JCSS校正済みのセミミクロ天秤(5 桁天秤)やマイクロピペットも準備しておりますので、皆様が必要とするあらゆるレベルのバリデーションデータを提供することも可能です。
バイオタージの前処理製品は、他社には無い豊富なラインナップや特徴的なカラムが自慢ですが、それだけに使い分けや使いこなし方に悩まれることはありませんでしたか?
今後そのようにお悩みの時には、ぜひお気軽にお問い合わせいただきたいと思います。
また、弊社からも様々な形でこれらの固相の使い分けや特徴などについての情報発信を進めていきたいと思います。どうぞご期待ください!
担当: 加藤 尚志
編集長: 金子 舞子