レジン・シリカ試薬セレクションガイド
バイオタージでは有機合成を支援すべく製品をラインナップしています。合成実験の効率化にマイクロウェーブ合成装置やパラレル合成装置、反応混合物からの目的物単離手段としてのFLASH精製および固相抽出カラム、または高沸点溶媒を高速濃縮できるツールなどを取り揃えています。
コンビナトリアルケミストリーで大いに展開された合成用レジン試薬について、現在バイオタージでは液相合成を主体としたレジンおよびシリカゲルベースの製品開発を進めております。レジン試薬については固相合成(ポリスチレン上で化合物合成を行い最終段階で切り離す)のイメージが強く、液相合成に使用するレジンのイメージが低いようです。
液相合成用レジンには、還元剤、酸触媒、カップリング試薬など、様々な「固相担持型試薬」が存在します。例えばアミド合成に使用されるカルボジイミドやHOBtなどがレジンに担持したものもあり、反応後の後処理は濾過するだけでこれらカップリング試薬を取り除く事が出来ます。また、求核試薬や求電子試薬に作用してこれらを除去する目的の「スカベンジャー型」のレジンについては、最近では金属触媒などを除去する目的のものが脚光を浴びつつあるようです。そこで、バイオタージではお客様に手軽に製品を選択頂けるように簡単なセレクションガイドを準備しております。
●スカベンジャータイプのセレクションガイドはこちら
●固相担持型のセレクションガイドはこちら
また、これらチャートをお手元で確認出来るようにA4サイズのラミネート版のハンディータイプもご用意しております。
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