ニュースレター:第60号

 

第60号:2012年2月13日(ペプチド研究特集号)







今号のハイライト















  • 【文献紹介】マイクロウェーブ加熱を利用したペプチド固相合成について
    バイオタージ製品を含む多数の装置や試薬について包括的な検討を行い、マイクロウェーブ加熱を利用したペプチド固相合成の利点や注意点、今後の展望を述べたreview paperをご紹介します。 


  • 【ダウンロード】新しいアプリケーションノートを公開しました!
    マイクロウェーブを利用したo-BALストラテジーによる糖ペプチドアルデヒド合成の詳細をまとめています。
     



  • 【展示会出展案内】AsiaTIDES参加登録料20%OFF!
    バイオタージはAsiaTIDESに出展します。
    ペプチド合成装置SyroWaveとInitiator+ Peptide Workstationを展示します!
    正規料金の20%OFFで参加登録ができるディスカウントコードをご案内できます!!



  • 【ユーザーインタビュー】東京大学先端科学技術研究センター 菅研究室 
    ペプチド合成装置『SyroI』を、翻訳合成で一次スクリーニングされた特殊ペプチドの化学合成、改変、修飾、アッセイなどに活用いただいている菅研究室でのインタビューを掲載しています!












【文献紹介】マイクロウェーブ加熱を利用したペプチド固相合成について
バイオタージ製品を含む多数の装置や試薬について包括的な検討を行い、マイクロウェーブ加熱を利用したペプチド固相合成の利点や注意点、今後の展望を述べている文献をご紹介します。


Microwave heating in solid-phase peptide synthesis.


Chem Soc Rev. 2011 Oct 20.


Pedersen SL, Tofteng AP, Malik L, Jensen KJ.
SourceUniversity of Copenhagen, Faculty of Life Sciences, IGM, Section for Nanobioscience


Received 10th August 2011, DOI: 10.1039/c1cs15214a


内容:本文中ではマイクロウェーブ合成装置の発展の経緯が紹介されています。BiotageのInitiator、SyroWaveを含む、各社のマイクロウェーブ合成装置が紹介されており、その違いについても記載されています。また、マイクロウェーブ合成の効果と理論、反応条件についても言及しています。


レジンについては、Polystyrene, TentaGelとChemMatrixの違いが示されています。ChemMatrixは他のレジンよりもペプチドの凝集が起こりにくく 、大きく膨潤し、少ない試薬で合成することができると記載されています。


固相ペプチド合成におけるマイクロウェーブ加熱は非天然型アミノ酸の配列や難しく長い配列の合成を可能としたことで、ペプチドやタンパク質のアプリケーションの新しい時代の始まりを導く可能性がある、とまとめられています。








 文献紹介の詳細はこちらから


 PubMedへのリンクこちらから













【ダウンロード】新しいアプリケーションノートを公開しました!
マイクロウェーブを利用したo-BALストラテジーによる糖ペプチドアルデヒドの合成の詳細をまとめています。

 

Synthesis of a Glycopeptide Aldehyde Using the
o-BAL Strategy on the Initiator+ SP Wave







 マイクロウェーブ合成に関するアプリケーションノート一覧こちらから








【展示会出展案内】AsiaTIDES参加登録料20%OFF!
バイオタージはAsiaTIDES展示会にて、
ペプチド合成装置SyroWaveとInitiator+ Peptide Workstationを展示します!


ご参加の際には、ぜひバイオタージ・ジャパンのブースにお立ち寄りください!



AsiaTIDES
会期: 2012年2月28日(火)~3月1日(木)


場所: シェラトン都ホテル東京


URL: http://www.gii.co.jp/conference/ibu207672-2012/


 


AsiaTIDESの参加登録料が20%OFFになるディスカウントコードをご案内できます。バイオタージまでご連絡ください!











【ユーザーインタビュー】東京大学先端科学技術研究センター 菅研究室


バイオタージのペプチド自動合成装置『SyroI』は、少量多品種のペプチドを必要量だけ効率的に合成することができます。
『SyroI』を導入し、翻訳合成で一次スクリーニングされた特殊ペプチドの化学合成、改変、修飾、アッセイなどに活用している東京大学先端科学技術研究センターの菅研究室で、特殊ペプチドの有用性や、ペプチド研究における『SyroI』の利点などをお聞きしたインタビューを掲載しています。


(この記事はニュースレター第41号にも掲載しました。)








 インタビュー詳細はこちらから





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