今号では、テクニカルなトピックスについては1回休憩をいれることにしました。以下、みなさまの通常業務には到底お役にたつ情報では御座いませんが休憩時間にでも閲覧頂ければ筆者(?)も光栄です。
■~ビジネス英語の実戦ノウハウ その1(不定期連載)~■
とにかく「英語が問題だーーー!」という方は多いと思います。筆者も入社当初は午後4時過ぎにかかっている国際電話が実は嫌でたまらなく、当時は
「May I have your name please?」
「I will put you through to…」
すらいえず、まともに上司につなぐことすらできませんでした。。。
筆者の悪戦苦闘の20年近い英語との格闘から、ビジネス英語の実戦ノウハウをいくつかお話してみたいと思います。
英語では、短い単語ほど難しい。。。つまり冠詞や単数複数の正しい使い方は、実は非常に奥が深いのです。 a なのか the なのか?複数にしなきゃいけないのか(?_?) 英語を話す書くときに、わからなくなる瞬間は非常に多いと思います。そういうときの実戦ノウハウ。
「a or the? 単数?複数? Heが話すんだからspeaksでsつけなきゃ。現在完了形だっけ?」
・・・【ぜんぶ無視してしまおう!】・・・
大丈夫です。それで十分に通じるんです。Nativeや英語上級者は、日本人が話すJapanese Englishを十分に配慮して聞こうとしますので、ちゃんと解釈して理解してくれます。
「How many test do you done?」
「What you think reason of that?」
「I think he use this reagents..」
これらは正しい英語表現とはいえません。でも通じるんです。
ビジネス英語にて最大の目的は洗練した英語を話す書くことではありませんよね? 伝えること、わかってもらうこと、それが目的です。ビジネス英語で一番大事なのは、コミュニケーションしようとする意志、です。単語をひたすらつなげてでも、時勢なんか無視しちゃっても、とにかく「何が・どうなる(どうしてほしい)」を伝えること。
相手が(意地悪く?)わからない、とか言い返してきても、気後れする必要がまったくありません。同じ表現をゆっくり繰り返してください。その間に別の表現を考えるなり、相手にがんばって理解してもらうか。こっちは日本語の話せないあなたのために英語で話してやっているんだ!ぐらいの強気でいきましょう。
もちろん次のステップとしては、正しい構文や言い回しの文例など、自学自習で着実に蓄積して増やしていくことが必要ですが、まずは、この場を乗り切ることが最優先!
。。。次回は、もう少し具体的な(まともな?)実戦ノウハウの例文など取り上げてみたいと思います。
なお、知的所有権にかかわる正確かつ最終確定した表現が必要な場合には、もちろんこの実戦ノウハウは使えませんので、あしからずご了承くださいませ。m(_ _)m