ニュースレター:第3号

 

第3号:2007年9月28日







今号のハイライト















  • 【バイオタージ日本ユーザー会】 いよいよ受付開始!
    参加登録や事前アンケートに関するご案内



  • 【便利ツール紹介】 金属スカベンジセレクションガイド

    一目でわかる第2弾!金属除去に使えるレジン&シリカ試薬セレクションガイド




  • 【テクニカルノート】 Si-Trisamine
    精製の簡略化!金属または求電子剤の除去に活躍します


 


 











【2007年Biotage日本ユーザー会】 受付開始!


Biotageユーザ会では、事前の参加登録をお願いしています。お手数ですが、ユーザ会参加申込ページから登録をお願いします。なお、会場の大きさに制限がございますので、お早目の申込をお願いします。


 


今回のユーザ会では初めての試みとして、ユーザ参画型・双方向のコミュニケーションを目指して、Kappe教授およびBiotageへの製品/アプリケーションに関する、事前のご意見・ご質問を受け付けております。(日本語で結構です)


 







 詳細はこちらから


 ユーザ会の詳細についてはこちらから









【便利ツール紹介】 金属スカベンジレジン&シリカセレクションガイド


一目でわかる第2弾!金属除去に使えるレジン&シリカ試薬選択チャート


 


前回ご案内したレジン&シリカ試薬セレクションガイドに引き続き、今回は合成に汎用される金属触媒の除去に使える試薬類についてのセレクションガイドを準備しました。


 


nl3_metalSG.jpg








金属触媒は有機合成を行う際には欠かせないアイテムであり、反応終了後、反応溶液からこれらを如何に簡単に除去するかが重要になっております。バイオタージではレジンまたはシリカゲル試薬を利用することで、その操作を簡略化する事を推奨しておりますが、実際に、どの試薬を選択すべきかお困りではないでしょうか。その様な時のガイドラインとして、ごく一般に使用されるいくつかの金属触媒に対して、バイオタージ保有のスカベンジ試薬がどの様に効果的に働くかをチャートにしました。



 


例えば、 Pd(OAc)2、(Ph3P)2PdCl2、Pd(PPh3)4 について、PS-DEAMを使用した際にはそれぞれ100%、55%、0%の除去効率であるなど、一目で分かるようなチャートに仕上げています。また、チャートの2枚目にはどの程度の濃度(ppm)まで除去可能かを表示しています。 


 


前回同様にラミネートで表裏一枚の手軽なツールとして準備しております。


ご要望はこちらまで Japan_info@biotage.com








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【テクニカルノート】 Si-Trisamine


精製の簡略化!金属または求電子剤の除去に活躍します


 


シリカベースの試薬がポリスチレンタイプの試薬に勝る点はコストと取扱の手軽さにあります。すなわち、低コストで使用でき、溶媒種についてそれ程吟味しなくてもいいなどお手軽に使用できます。但し、担持試薬のキャパシティーは多孔質タイプのポリスチレンに対しては劣りますので、用途に合わせて選択頂くのが現状の様です。


 


今回はシリカベースのトリスアミンについてご紹介致します。Si-Trisamine はアミド合成時の後処理として過剰な酸性試薬の除去、パラジウム触媒や硫酸銅などの金属触媒の除去など、反応後の後処理を簡略化する便利なアイテムの一つです。

PS-Carbodiimide


 








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