マイクロウェーブで一気にムラなく加熱!
~ 金属ナノ粒子/MOF複合体形成に
マイクロウェーブ合成装置 Initiator+ Eightを活用 ~
甲南大学フロンティアサイエンス学部生命化学科 ナノ材料科学研究室では、液体と固体界面での反応による材料合成とその応用研究を行っています。
金属ナノ粒子や高分子フィルム上でのMOF(金属有機構造体)構築の際にバイオタージのInitiator+ Eightをご活用いただいています。
- マイクロウェーブで一気にムラなく加熱!
- 2日間の加熱実験がマイクロウェーブで2-3時間に。
- 沸点以上でもOK!条件の幅を広く設定。
今回は同研究室の鶴岡孝章講師にお話をうかがいました。
編集後記
先月、バイオタージグループの社員研修が、地中海に浮かぶスペインのマヨルカ島で行われました。
世界各地の支店のほぼ全員が参加するイベントで、
全体ミーティングや各部門ミーティング、懇親会等が行われました。
この規模で集まるイベントはめったになく、
前回は2009年にフランスのカンヌで実施されたことを懐かしく思い出します。
今回私は日本で留守番だったので、地中海の青い空と海を思い浮かべつつ、
かつて訪れたスペインの町々を思い出していました。
地中海というのは文字通りヨーロッパとアフリカの大地のど真ん中にぽっかり開いた海で、
その出口はスペインとモロッコの間にあるジブラルタル海峡1か所しかありません(スエズ運河は例外です)。
子供のころに見ていたテレビ番組で、挑戦者が揺れる吊り橋を渡るコーナーがあり、
ジブラルタル海峡と名付けられていました。
10年ほど前、グラナダ、コルドバなど南スペインを放浪しているときに、地図でこの名前を見つけた私は、
懐かしさのあまり、すぐにこの海峡を渡るべくフェリーチケットを入手し、
スペイン南端からモロッコへ渡りました。
フェリーの甲板に出ると、とても大きく赤黒い夕日が大西洋に沈むところで、
初めて踏み入れるアフリカ大陸への不安と
バレーボールを避けながら吊り橋を渡る不安定さを象徴しているようでした。
担当 : 作道 光晴
編集長: 金子 舞子