オートカラム精製実例集

 

バイオタージでは「今、求められている精製アプリケーション」の開発に継続的に取り組んでいます。

ユーザー様からオートカラム精製について、反応の種類、使用カラム、使用装置、コメントを整理して提供いただきました。精製の効率化や新たな発見に役立つ情報が満載です。ぜひご活用ください。

目次

No. 反応の種類 使用カラム 使用装置 提供元 コメント 詳細 DL
1-1 クロスカップリング(有機亜鉛試薬) Sfär D 100g Isolera 大阪大学 生越研究室 Et3N使用 Web PDF
1-2 クロスカップリング(有機亜鉛試薬) Sfär D 50g(再カラム) Isolera 大阪大学 生越研究室 1-1の粗精製後、再カラム Web PDF
2 芳香族求核置換反応 Sfär HC 25g Isolera 関西地区(国立大学) Hexaneで析出 Web PDF
3 アミド化 Sfär HC 10g Isolera 関西地区(国立大学) 高純度精製 Web PDF
4 誘導体合成 (含NBoc) Rening 10g Isolera 九州大学大学院薬学研究院 Rening 使用 / 200, 254nm分取 Web PDF
5 ベンジル化 Rening 30g Isolera 九州大学大学院薬学研究院 Rening使用 / 外付けクランプ使用 Web PDF
6 クロロ化 Sfär D 50g Isolera 大阪大学 生越研究室 3液目にEt3N使用 / Additive機能活用 Web PDF
7 ジフルオロメチレン化 Sfär D 50g Isolera 大阪大学 生越研究室 目的物溶出後、不純物溶出中にクロマト終了。時短、高純度精製 Web PDF
8-1 モノフェニルフォスフィンオキシドの合成 Sfär D 100g Isolera 大阪大学 生越研究室 透明なサンプルの精製。分離が不十分だったため8-2で再カラム Web PDF
8-2 モノフェニルフォスフィンオキシドの合成(再カラム) Sfär D 100g Isolera 大阪大学 生越研究室 サンプル導入方法を変更し8-1の画分と残りのCrudeサンプルを混ぜてクロマト。成功。 Web PDF
9 非対称フォスフィンオ
キシドの合成
Sfär HC 50g Isolera 大阪大学 生越研究室 ピークがブロードに。理由は不明。 Web PDF
10 非対称フォスフィンオ
キシドの合成 その2
Sfär HC 50g Isolera 大阪大学 生越研究室 透明なサンプル。クロロ系での精製。 Web PDF
11 ザンドマイヤー反応 Sfär D 50g Isolera 大阪大学 生越研究室 エーテルでチャージ。Hexaneのみで精製。不純物確認のため、EtOAcを添加。 Web PDF
12 イグサ根部DCM抽出物の分離 Sfär HC 100g Selekt 九州大学 森林圏研究室 抽出物をシリカゲルに吸着、Emptyカラムを使用して精製に使用。3溶媒を駆使して目的物を精製。 Web PDF
13 ヤマブシダケEtOAc抽出物の分離 Sfär D 25g Selekt 九州大学 森林圏研究室 抽出物をシリカゲルに吸着、Emptyカラムを使用して精製に使用。3溶媒を駆使して目的物を精製。 Web PDF
14 液相ペプチド合成 Sfär HC 10g Isolera 国立大学(東海地区) 2-4残基の保護アミノ酸の汎用条件として適している。 Web PDF