第8回ライフサイエンスブログ のお知らせ
【vol.8】CyBio FeliX による抗体精製のオートメーション事例;抗体医薬品の創薬を目指すバイオベンチャー 株式会社ペルセウスプロテオミクス
ライフサイエンスに関連するトピックを毎月お届け致します。Small-scale で多くのサンプルを同時に検証する「条件検討」や「high-throughput screening」を目的とする研究員の方々にピッタリの話題です。
昨今では機械・ロボット工学やコンピューター・サイエンスからのベネフィットにより、わたくしたちの身の回りは、さまざまな実験機器で溢れかえっています。これらの恩恵を受け、一昔前よりも格段に研究における利便性が向上しています。今回は analytikjena、ペルセウスプロテオミクスと Biotage®の3社コラボレーションによる実験オートメーションの実例を紹介致します。「自動化システムの導入」または「実験の自動化から得られるメリットは何か」と考えられている研究員の方々のヒントになると幸いです。
株式会社ペルセウスプロテオミクスでは analytikjena の CyBio® FeliX に Biotage PhyTip®カラムを搭載し、抗体精製の実験をロボットが代行しています。このようにロボットが実験をおこなっている「時間」を研究員は有効活用し、研究プロセスの向上を図っています。
8 回目となる今月は、実験オートメーションがこれらの課題を「どのように解決し研究プロセスのスピードを高めていくか」の実例を紹介致します。